「極楽通信・UBUD」



バリ関係・推薦本


バリをこよなく愛する長期滞在者・伊藤博史が「バリを知るなら・・まずこれを!」と言う本を選びました。

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バリ入門書


※「神の島 楽園バリ」著者:吉田竹也
ー文化人類学ケースブックー
(2021年7月27日:初版1刷発行)

目次・はじめにーバリが教えてくれること
第1章 喜劇王も憧れた楽園
第2章 異文化と自分化の間で考える
第3章 失楽園の再発見から創出へ
第4章 古きよきバリの終焉
第5章 バリをバリ化する
第6章 終焉のあとのはじまり
第7章 複雑な村落社会に生きる
第8章〜11章


※「改訂版/バリ島ウブド・楽園の散歩道」ダイアモンド社・地球の歩き方Gem stoneシリーズ、執筆:桑野貴子・伊藤博史・佐藤由美/撮影:有賀正博
 (2016年1月1日・改訂第2版発行)


ウブドが好きな人、そしてウブドを訪れる人に、たとえ少しでもいいから、もっとウブドの素顔を感じるきっかけを作りたい、そんな思いから生まれた。お洒落なお店やスパだけでなく、ウブドの路地裏の素顔や文化を伝えたい、というのが主なコンセプト。
ウブドと近郊を5つのエリアに分けて、それぞれの歩き方を散歩コースといった形で紹介。所々に、文化や習慣のことを交えて書いてある。伝統文化のコラムや図鑑、楽しい小話を、情緒的な写真とともに綴ってある。


※「バリ島:楽園紀行」(とんぼの本)執筆:渡部赫/伊藤博史
 (1996年3月25日・発行)

普通のガイドブックとは違い、信仰に基づいて発展してきたバリの文化を中心として、美しいカラー写真を多用して紹介している。
バリ人にとってすべての源となる寺院と信仰、バリを華やかに彩る美術、伝統と華麗さを併せ持つ数々の芸能、一度は訪れてみたいとっておきの名所案内、その他コラムではバリの本当の姿を知るための情報がたくさん盛り込まれている。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「信仰に生きるバリ人」著者:尾形一彦
 (1993年3月15日・発行)

  バリ熱に取り憑かれた著者が見た、バリの慣習(カースト、方位観)や通過儀礼(出産、削歯儀礼、結婚、葬儀)をわかりやすく解説。学術書を読む前に、一読しておくとよいかも。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「祭りと芸能の島バリ」著者:田村史子/吉田禎吾
 (昭和59年9月30日・第1刷発行)

伊藤博史が、ウブド滞在初期に読んだ参考書的な一冊。
すべてが始めて知る事柄ばかりで、ワクワクして読んだ記憶がある。
バリスを踊る【アノム】の写真は、20歳頃のものと思われる。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


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学術書


※「地上の楽園の観光と宗教の合理化」著者:吉田竹也
バリ そして沖縄の100年の歴史を振り返る
初版1刷発行:2020年3月16日 
発行:樹林社(〒468-0052 名古屋市天白区井口1-1504-102)
発売:人間社(〒464-0850 名古屋市千種区今池1-6-13 今池スタービル2F)

ヒンドゥーの唯一神をイダ・サンヤン・ウィディ・ワソとした。
ジャワやバリに伝わっていたリグヴェーダ関連の古文書の中にある、「宇宙の神聖なる支配者」ないし「神聖ににして絶対的な宇宙の法」という意味の抽象的な概念を、神の名に確定したのである。
そしてシワォ(シヴァ)神やウィシヌ神らはその化身であるとした。
バリの信仰に興味ある人には、欠かせない一冊です。


※「バリ島の影絵人形芝居ワヤン 」著者:梅田英春
発行:めこん
初版:2020年3月10日
世界初、バリ島のワヤンの本格的な図録。
概論とワヤン人形180体の絢爛たる写真から成る大型本。
ワヤン一座の座長として、また民族音楽研究の専門家としての40年の活動と研究の集大成です。
全ページ華麗なレイアウト。バリ・ファン、ワヤン・ファン待望の書です。(紹介文:版元ドットコムより)


※「吉原直樹」編著:吉原直樹・今野裕昭・松本行真
 (2016年2月29日・初版第1刷発行)

第1部 移民と海外日本人社会

第2部 バリ日本人社会とメディア・ネットワーク

第3部 まなざしのなかの日本人社会


※「聖なる鉄琴スロンディンの民族誌」著者:野澤暁子
 (2015年3月29日・初版発行)

第一部 大きな森の小さな要塞
    バリ島トゥガナン・プグリンシンガン村

第二部 スロンディン
    聖なる鉄の響き
 六章 スロンディンの由来と分布
 七章 トゥガナン・プグリンシンガン村のスロンディン

第三部 儀礼世界のスロンディン
    一月儀礼と五月儀礼


※「反楽園観光論」著者:吉田竹也
 (2013年7月25日・初版1刷発行)
人類学者が観光現象の中での楽園観光地「バリ島」を見た。本著は「ウブド」に焦点が絞られ、興味あるウブドの将来が専門的に言及されている。
第1章 観光という問題系
第2章 反科学としての観光論
第3章 観光の構造の探求
第4章 地上の楽園の系譜学
第5章 楽園バリの明と暗
第6章 エコツーリズムの逆説
第7章 楽園を生きなおす日本人
第8章 観光のまなざしの消去
第9章 楽園観光に抗する島
第10章 明日の楽園観光論


※「魅せられた身体ー旅する音楽家コリンマクフィーとその時代」著者:小沼純一
 (2007年12月10日初版発行)

「熱帯の旅人・バリ島音楽紀行」の著者・コリン・マックフィーの物語。
音楽家として活躍した彼の足跡を知り、また、あらためてバリ・ガムランの素晴らしさを再確認する一冊。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「アジア市場の文化と社会」著者:宮沢千尋/吉田竹也
 (2005年11月25日・初版第1刷発行)

流通・交換をめぐる学際的まなざし。
7人の共著で、吉田竹也は「バリ島ウブドの日本人店舗」ーグローカルな観光地の一断面、を担当。
ごく一部だから、バリだけに興味がある人の購入はきついかも。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ宗教と人類学
 (2005年3月8日・第1刷発行)

本書はバリの宗教について、特にヒンドゥーの団体・パリサド(parisada)を詳しく著された論文です。
著者:吉田竹也(よしだ・たけや)。
1963年、三重県四日市市生まれ。
1994年、南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻博士後期課程満期退学。
現在、南山大学人文学部人類文化学科教授。
おもな著書に、『変貌する社会ー文化人類学からのアプローチ』(共著、みらい、2000年)、『文化人類学を再考する』(共著、青弓社、2001年)がある。
バリ宗教の入門編「バリ人の宗教について」吉田竹也著は、定価50,000ルピアで「アパ?」「影武者」「カフェ・アンカサ」で販売しております。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島の小さな村で」著者:鏡味治也
 (2004年6月17日初版発行)

文化人類学者の著者が、ギャニヤール県ボナ村の滞在で経験したバリ人の生活習慣を、現地の言語を多様せず、わかりやすく解説している。
小さな村が、徐々に経済発展していく様子が、興味深い。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島芸能をつくった男」著者:伊藤俊治
 (2002年1月23日・初版第1刷)

ヴァルター・シュピースの魔術的人生。
バリを訪れた人々を惹きつけるバリ絵画、ケチャ・ダンス。バロンランダの闘争を中心にした呪術劇チャロナラン・・・。
これらはロシア生まれのドイツ人がバリ人と共につくったものだった。
彼は自ら絵を描き、写真を撮り、チャーリー・チャップリン、コバルビアス、ミード、ベイトソンらの案内役をも務めている。
そして、日本軍の爆撃により47歳で不思議な生涯を閉じた。
最良のものをバリに捧げた男の人生をたどり、”美と祝祭の島””陶酔の島”の秘密に迫る。
坂野徳隆著「バリ、夢の景色」と合わせてお読みください。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島人の性格」著者:グレゴリー・ペイトソン/訳者:外山昇
 (2001年5月25日・初版第1刷発行)

論文形式で面白みに欠けるが、これもバリ通を自任するなら、眼を通しておく必要があるだろう。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「現代インドネシアの開発と政治・社会変動」著者:Maotani Sakae
(2000年3月15日第1版第1刷発行)

第三部 開発と文化(P151〜P227)
第5章 バリ村落と基本構造ー本格的観光化開始当初のバリ社会
第6章 1970〜1980年代のバリにおける観光業と伝統的舞踊ー本格的観光化の進展とバリ社会
第7章 観光研究の研究動向ー「開発と文化」研究の視点から


※「バリ島」著者:永渕康之
 (1998年3月20日・第1刷発行)

「神々の島」「芸術の島」は、いかにして生まれたのか。
バリ、パリ、ニューヨークを結んで織りなされた植民地時代の物語をたどり、その魅力の深層にせまる。
バリの観光・芸能を語る時、ウブドを抜きにしては語れない。
観光地としてのバリは、どうやって出来上がったのか。
一読の価値、大いに有り。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「変貌する社会」著者:森部一/水谷俊夫/大岩硯
 (1997年5月20日・初版第1刷発行)

文化人類学からのアプローチ。
第5章に吉田竹也著:バリ島の伝統・観光・バリ研究ー楽園の系譜学がある。
第1節:バリ研究とバリ観光
第2節:楽園バリ系譜学
第3節:議論の整理と統括
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「神々の島バリ」著者:吉田禎吾=監修、河野/中村
 (1994年6月10日・初版第1刷発行)

目次:序章・バリ文化の深層へ
第一章・バリ島の概観
第二章・バリの儀礼と共同体
第三章・ヒンドゥー文化としてのバリ
第四章・ランダバロンの来た道
第五章・儀礼としてのサンギャン
第六章・ケチャ/芸能の心身論
第七章・ガムランの体系
第八章・バリの口琴
第九章・呼吸する音の波
第十章・死の儀礼


※「神々と生きる村・王宮の都市」著者:鳴海邦硯
 (1993年12月10日・第1版第1刷発行)

  バリとジャワの集住の構成。
第1部に吉田竹也著:神々と共に住むーバリの集住構成がある。
第2章:バリ島の魅力
第3章:バリの集落
第4章:バリ島集落のタイポロジー
第5章:バリ島集落の近代化
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島民」著者:吉田禎吾
 (平成4年7月10日・初版1刷発行)

入門書では物足りないひとには必読の一冊。
バリの人々の生活習慣から文化までを扱った民俗学書。
生態・地理、歴史、バリ観の変遷、生業・経済、バリの社会、儀礼とコスモロジー、芸能、現代のなかのバリ文化。
専門用語が多用されておらず、一般読者にも読みやすい。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ観光人類学のレッスン」著者:山下晋司

我々が今、訪れているバリが、どのような経過をたどって観光地となっていったかを知る。
観光客を迎え入れるバリ人と、観光客との間に溝はあるのか。
あるとすれば、その溝は一体何かをこの本は教えてくれる。
表面だけのバリでなく、本質的なバリを知って旅するのも、旅を面白くしてくれるのではないだろうか。


※「魔女ランダ考」著者:中村雄二郎

魔女ランダを調べることによって、バリ島のコスモロジーを解読する。
私には全部を理解することは難しいが、取りあえず、興味を持つ部分があったのが収穫だ。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「ヌガラ」著者:クリフォード・ギアツ/訳者:小泉潤二
 (1990年1月16日・第1刷発行)

バリのヌガラ(王国)の特性とは祝祭性にあり、王から平民までのさまざまなレベルの人々はその祝祭をとりおこなう劇場空間のメンバーとしてあることを示した。つまりバリにおいては国家というより、初めに劇場としての場がまず存在し、王も僧侶も踊り子も演奏者も、その中でコスモロジカルなイメージや神性を呼び起こすための演技者にすぎないのだ。バリという王国がめざしたのはスペクタクルであり、そこは王と君主が興業主、僧侶がディレクター、農民が脇役と舞台装置家と観客であるような劇場国家であったというのである。華麗きわまる火葬削歯儀礼寺院奉献や巡礼や血の供養は国家の政治目的のための手段だったのではなく、これらの儀礼自体が目的であり、そのために国家というものが仕えたのである。
(抜粋:ブルータスNo225/伊藤俊治著)
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「虹の理論」著者:中沢新一
 (平成2年9月25日・発行)

第二章:ファルマコスの島で、バリのブラック・マジックについて学術的に解明している。
著者は、ウブド・プンゴセカン村のバリアン(呪術師)・「イ・クトゥッ・リエール(I Ketut Liyer)」に弟子入りして、このレポートをまとめたと聞いている。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「フィールドからの手紙」著:マーガレット・ミード/訳:畑中幸子
(1984年8月23日・初版発行)

人類学者で夫のグレゴリー・ベイトソンと、ジェーン・ベロと夫で音楽家のコリン・マックフィも参加してのバリ島調査。
バリ島とニューギニア島イアトムル の項目(P171〜P243)に、1936年〜1938年のバリ島の(P171〜P243)が興味深い。
アマゾンでは見当たらないが、お探しください。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


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紀行・随筆


※「食べて、祈って、恋をして」著者:エリザベス・ギルバート/訳者:那波かおり
 (2009年12月16日・第1刷発行)

副題:女が直面するあらゆること探求の書
第1部:イタリア/イタリアでは食べまくり
第2部:インド/インドでは瞑想に励み
第3部:インドネシア/バリでは恋をした(帯より抜粋)。
 バリは、ウブドでの話しだ。バリアン・クトゥさんを中心にして、ウブドらしい話が展開していく。ウブド熱愛症候群のあなたに、お薦めの一冊。ジュリア・ロバーツ主演で映画化。2010年9月17日公開。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島ワヤン夢うつつ・影絵人形芝居修業記」著者:梅田英春
 (2009年11月・発行)

秘めやかなガムランの音に乗せ、木槌をたたき、人形を操り、太古の物語を語る?妙なる技で迫りくるダランに魅せられ、村のワヤン一座に入門。
椰子油の揺らめく炎に人形の影が舞う、スクリーンの奥の暗闇に連綿と受け継がれてきた芸の道を、一座の人びとに手を引かれながら歩む。
独り立ちしたダランが愛惜の念をこめて語る、バリのワヤン物語。


※「ガムラン、ゆらぎの音色」著者:櫻田素子
 (2008年11月30日・第1版第1刷発売)

日本で活躍するガムラン奏者、櫻田素子氏によるガムラン演奏CD付きフォト&エッセイ集。
ガムランの歴史や楽器、そしてガムランを育んだバリ島の文化に触れながら、神秘的なサウンドの魅力に迫ります。
見て聴いて、癒される。
読んで深く、感じる。
ライフスタイルや音楽文化への熱い提案も込めた1冊。
(チラシより抜粋)
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「サムライ、バリに殉ず」著者:坂野徳隆
 (2008年3月・第1刷発行)

いまから60年ほど前、楽園と呼ばれるバリ島で、オランダ植民地から独立を目指す血みどろの戦争があった。
20数名の元日本兵がバリ義勇軍を指導し、その多くが戦死した。
インドネシア独立戦争の英雄になった旧日本兵・平良定三の記録。
「バリ、夢の景色:ヴァルター・シュピース」の著者・坂野徳隆が、足掛け10年の歳月をついやして取材。


※「キレイになるバリ絵本・sexybali」著者:平田恵子
 (2007年7月10日・第1刷発行)

P78〜P83に《イバイバ》として紹介されている店は、《バリ料理専門店・ワルン・ビアビア》だと思われる。
P78:ナシ・チャンプールは、バランス美食
P80:レシピなし、目と舌で覚えるお料理教室
南国タッチの挿絵が楽しく、文章に色を添えている。
★他に「エロチック・バリ」アリアドネ企画、「感じるバリ島から」三修社がある。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「プトゥ・スティアのバリ案内」著者:プトゥ・スティア/訳者:鏡味治也・中村潔
 (2007年6月・発行)

ジャカルタ在住のバリ人著者が、子供の頃育った「過去のバリ」と、急速に近代化が進む「今のバリ」とを比較し、その是非をバリ島自身に問いかけている。
民話や伝統芸能からバリの暦、宗教、あるいは賭博やバリのポップスなどまで多岐にわたる内容を、ユーモアを交え、わかりやすく記している。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ、夢の景色/ヴァルター・シュピース伝」著者:坂野徳隆
 (2004年12月3日・初版第1刷発行)

ウブドを知るにつけ、頻繁に出てくる名前にヴァルター・シュピースがある。
それは彼がウブドに果たした功績が大きいからだ。
彼は、ウブドに初めて住んだ外国人。
バリの絵画、芸能を世界に知らしめた人物だ。
この本は、著者・坂野徳隆が10年の歳月をかけて綴ったヴァルター・シュピース伝の傑作である。
伊藤俊治著「バリ島芸術をつくった男」と合わせて読むと、より理解できる。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「マナ・スカラ・ニスカラ・桃色と虹と闇」著者:廣田幸恵
 (2003年12月20日・第1版第1刷発行)

ウブドが好き、特にバリ舞踊に興味がある人には、必見の一冊。
プリアタン村に長期滞在して、感じたこと教えられたことを綴ったと書いている。
バリ舞踊と向かい合う彼女の心の動き、バリ人の生活・習慣が彼女の観察力と表現により手に取るように理解できる。
簡単ストレッチをコラム的に紹介しているのも、嬉しいアイデアだ。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「インドネシアを歩く」著者:粕谷俊樹
 (2003年5月14日・第1刷発行)

心と心が出会う旅。
インドネシア語の教授として永い間親しんできた、愛すべき人々のいる国インドネシアを、曇りなき眼差しで見つめた旅の記録。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「小さきものの祈り」 インドネシアの聖剣(クリス)をめぐる旅/著者:新井容子
 (2002年11月12日・第1刷発行)

ジャワ島に伝わる“クリスの神秘を探る旅”は、スハルト独裁政権が終止符を打つ時代と重なった。
著者はバリを訪れ、クルンクン県に残る“ゲルゲル王朝”の悲話、ギャニアール県ブラバトゥ村の寺院に残るトペン(仮面)の秘話を解き明かす。
バリ・ヒンドゥー教のルーツを知る、一冊でもある。


※「演出された楽園」著者:エイドリアン・ヴィッカーズ/訳者:中谷文美
 (2000年11月10日・初版第1刷発行)

1930年代のバリを中心に、オランダのインド遠征隊によって発見された1597年から1997年までのバリの歴史を詳しく描かれている。


※「日本占領下・バリ島からの報告」著者:鈴木政平
 (1999年8月16日・第1刷発行)

日本軍占領下のアンボンとバリ島に、2年半の間、赴任した教育者が残した報告書。
日本認識、日本的訓練、日本語教育を目的とした指導に打ち込む著者の姿勢が報告されている。
1943年〜1944年(昭和18年〜昭和19年)のバリ滞在中の報告書は、現在でも大差のない事柄もあり、バリ好きには興味が持てる読み物だろう。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「あやしい探検隊・バリ島横恋慕」著者:椎名誠
 (1998年11月1日・初版第1刷発行)

バリを椎名流に解剖。
なるほど、こんな見方もあったのかと眼からウロコである。
情報の間違いもあるが、これも椎名さんの個性ということで許しましょう。
椎名流の切り口で見るバリも面白い。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリの魂、バリの夢」著者:大竹昭子
 (1998年7月15日・第1刷発行)

  目も醒めるような青い水田、耳に優しいガムランの音。
小さな遺跡を訪ね、ウブドのアートや市場の喧噪に酔いしれる日々。
バリは、何故かくも旅人の心をからめとるのか? 暮らし、食べ物、祭り、舞踊、言葉、・・・・バリ島の魅力に深くふれた名著『バリ島 不思議の王国へ行く』(昭和61年8月25日・発行)に書き下ろしを加えた究極のバリ島読本。
(蔵書コピーあります。貸し出し可)


※「アジア無銭旅行」著者:金子光晴
 (1998年5月18日・第1刷発行)

1937年〜1974年のセレクト版。
詩人であり画家であった金子光晴('75年没・享年79歳)の奇想天外な旅行エッセイ。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島遊学記」著者:廣田緑
 (1997年10月1日・初版第1刷発行)

目の前に広がる田んぼの稲も、私が植えた野菜たちも、芽を出すやいなや、驚く速さと強さで生き生きと成長していく。
どうやら、バリの太陽は日本の太陽よりも、生き物を生き物らしくするパワーが強いようだ。
「やっと見つけた私の城より」
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「エグザイルス」 著者:ロバート・ハリス
 (1997年6月27日・初版第1刷発行)

約40年前(1973年)のバリとウブドの情景が、第5章で出てくる。
第1章:横浜少年時代
第2章:放浪人生の幕は上がった
第3章:心の旅とヒッピー文化
第4章:内なる砂漠
第5章:魂は彷徨する
第6章:友はエグザイレスの中にいたエキサイティングな旅行記と人生観は刺激的。
    1995年5月、ウブドのプンゴセカン村に「カフェ・エグザイレス」を開店した経過を知ることができる。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「ももこの世界あっちこっちめぐり」著者:さくらももこ
 (1997年6月17日・第一刷発行)

バリ島編:P53〜P99
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「魔女ランダの島」(バリ・癒しとトランスを求めて)著:板垣真理子
 (1996年11月1日・初版発行)

魔女ランダ」に魅せられ探るうち、バリのトランスに遭遇。
著者のウブド滞在中に起きた、不思議体験の数々。
バリアン《ヌガリ村のチョコリド氏》、今は亡き画家《モコ氏》(没年2010年6月26日)との出会い。
《ボディ・ワークス、クトッ・アルサナ氏》の密着取材。
チャロナラン劇
興味そそられるエピソードが満載。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「南方に死す・荒俣宏コレクション」著者:荒俣宏
 (1994年8月25日・第1刷)

ほんの一部ではあるが「第二部:バリ島の自然に魅かれて」に著者が感じたバリが描かれている。
バリ通にはフォローしておきたい一冊だ。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「帰らなかった日本兵」著者:長洋弘
 (1994年8月・第1刷発行)

毎日、世界各国から多くのツーリストが訪れて、どこから見ても平和な島バリ。
この島に、かつて日本軍が進駐し、終戦後は残留した元日本兵が独立戦争に参戦したこと知る人は少ないであろう。
現在、日本とインドネシアも国交が友好的に続けられる要因の1つに、この残留元日本兵の多くの犠牲があったことを知っていただきたい。
太平洋戦争、敗戦、独立戦争という状況下をくぐり抜けた残留元日本兵の生命力とたくましさに感動し、彼らの波乱の人生と叫びを残したいと、10年の歳月をかけて取材した、貴重な記録である。
バリをこよなく愛する諸君、是非一読することをお薦めする。


※「ガムラン武者修行・音の宝島バリ暮らし」著者:皆川厚一
 (1994年4月16日・発行)

著者・皆川厚一は、1955年生まれ。
1983~85年、留学生としてバリ島へ渡りガムランを学ぶ。
本書は、ミナガワ青年のガムラン留学奮闘記である。
ガムラン習得の大変さが面白おかしく描かれる中に、バリ人の考え方や価値観が見え隠れする。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「火の島・ジャワ・バリ島の記」著者:阿部知二
 (1992年6月10日・発行)


著者・阿部知二が旅した1940年代初頭のジャワとバリ。
今、読んでも興味を引かれる一冊だ。
現在と比較するのも面白い。
著者は、今見るにも難しい、いくつかのサンギャン(天女の舞、野豚踊など)を見聞していた。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島」著者:ミゲル・コバルビアス/訳者:関本紀美子
 (1991年8月9日・初版第1刷発行)

1930年代のバリの様子を描いた名著のひとつ。
メキシコ人画家コバルビアスとその妻が、バリに住みながら観察したバリの歴史的な記録。
村を造り、踊り、神様、あるいは暦など、興味のある項目を引くといった感じで読むと面白い。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「熱帯の旅人・バリ島音楽紀行」著者:コリン・マックフィー/訳者:大竹昭子
 (1990年8月3日・初版発売)

著者マックフィーは、1931年から1938年12月にかけて通算5年バリ島に滞在。
島中を旅して各地のガムラン楽団を訪ね演奏曲の採譜をこころみながら、楽団の設立などにも協力する一方、サヤン村出身のサンピ少年の親代わりとなって、プリアタン村の楽団(現グヌン・サリ)の人気踊り手に育て上げる。
本書には、いまでもその名が語り継がれている音楽や舞踊の関係者たちが数多く登場する。
もちろん、彼らとマックフィーの出会いも興味深いのだが、同時にマックフィーをとりまく普通のバリの人々の表情が生き生きと描かれ、時を越えて変わらぬバリ人気質というものに触れるおもしろさが味わえる。
訳者・大竹昭子さんの、ずば抜けた観察力と素晴らしい日本語で綴られ読みやすい。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「踊る島バリ」聞き書き・東海晴美/泊真二/大竹昭子/内藤忠行
 (1990年1月・初版発売)

プリアタン王家の主人で、バリ芸能に偉大なる功績をを残した故マンダラ翁と、その息子や弟子たちのインタビューをもとにして構成された本。
芸能に興味のない人々にも是非一読して欲しい一冊。
バリの芸能、宗教、自然との関わりをバリ人の眼を通して描いてある。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)




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小説


※「バリ島 神々の宿る村で」著者:谷村一景
 (2002年7月15日・初版第1刷発行)

悪霊・ランダをモチーフにした不思議な小説
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島物語」著者:ヴィキイ・バウム/訳者:金窪勝郎
 (1997年12月1日・初版第1刷発行)

集団自決・ププタンの真相が解明される一冊。
カースト(階級)制度で生きる農民と、王宮貴族の生き様。
オランダ統治時代にデンパサールで繰り広げられたププタン前後のバリ島の様子を、サヌールに暮らす農民一家の眼を通して生き生きと描く時代小説。
当時の風習や王族のあり方、普通の人々の暮らしぶりが手に取るように伝わってくる名著。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「マリカのソファー・バリ夢日記」著者:吉本ばなな
 (平成9年4月25日・初版発行)

マリカのソファーは、バリを舞台にした小説。
今は無き《クブク・レストラン》《ベガーズ・ブッシュ》新装前の《アリズ・ワルン》が出てくる。
作者は、よくバリを訪れているようだ。ウブドで「見かけた」という人もいる。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「悪霊」著者:中上紀
 (2002年8月15日・発行)

バリ島・ウブドを近郊の村を舞台にした小説。
バリ舞踊を習得した日本女性が、経験する不思議な世界。
バリの慣習や村の歌舞団が持つ悩みが、文中にほどよく表現され、バリを理解するにも役立ちそうだ。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「ウブッド十字路の番人」著者:マディ・クルトネゴロ/訳者:竹内邦愛
 (1997年4月15日・発行)

ウブド好きには、たまらない一冊。
ウブドの十字路とは、サレン王宮とパサール・ウブドの交差する変則十字路のことだ。
白鷺の村・プトゥルの話も興味深い。


※「スピリット・ジャーニー」著者:マディ・クルトネゴロ/訳者:竹内邦愛
 (1990年7月15日・発行)

バリ・アガの村トゥガナンの起源を、伝説をもとにして語っている。
トゥガナン村は、カンベン・グリンシン(たてよこがすり)とアタ・バッグで名高い。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「バリ島の人買い」著者:ニ・ラウィット/訳者:粕谷俊樹
 (1982年6月5日・第1刷発行)

バリのもこんな歴史があったのだ。
バリを題材に、バリ人A・A・パンジ・ティスナ氏の本格的小説(1935年)。
バリには17世紀半ばから18世紀にかけて奴隷貿易があった。
バリ人奴隷はオランダの植民地の中心だったバタヴィア(現在のジャカルタ)のほか、数多くの島々へと送られていた。
本書は、往時バリを背景に現在にも通じるバリ人の生活が描かかれている。
バリ人のバリアン(呪術師)に寄せる信頼感も興味深い。

他に、服部英樹:共著の「現代インドネシア語商業文」「新聞のインドネシア語」が大学書林より出版されている。


※「ジャカルタの黄昏」著者:モフタル・ルビス/訳者:粕谷俊樹
 (1984年10月25日・第1刷発行)

  モフタル・ルビス著の権力に挑んだ次代の報告書
癒着する政治家・官僚・企業家・ジャーナリスト。
農民から流れ込み、貧困に喘ぐ庶民。現実離れした議論にうつつを抜かすインテリたち。
独立直後のジャカルタの街。
昼と夜のはざまに蠢く人びとの多様な姿を、ドキュメンタリータッチにスケッチした話題作。
(帯より抜粋)
インドネシア独立直後の国民の心情が理解できる。

他に、服部英樹:共著の「現代インドネシア語商業文」「新聞のインドネシア語」が大学書林より出版されている。


※「カンヴァスの柩」著者:山田詠美
 (昭和62年8月10日・初版発行)

三章のうちの1つ「カンヴァスの柩」は、著者が実際にウブドに滞在して書いた物語だと思う。
伊藤博史が滞在(1990年)し始める以前に彼女は、訪れたと考えられる。
ひょっとすると彼女は、バリ人画家と恋に落ちたのかもしれない。
こんな情熱的な恋をしてみたいと思う、女性も多いことだろう。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「タン・ナピ・ナピ」著者:平島幹
(1992年3月1日・初版発行)

著者は、I氏がウブドに訪れた時(1990年)には、すでに長期滞在していて、数少ない日本人としてウブド人の多くが知っていた。
伊藤博史が滞在始めると、彼女は入れ違うようにして日本に帰っていった。
同時期の滞在は、1年間ほどだったろう。
ユニークなキャラクターのバリ人がたくさん登場する12の短編集。
ウブド人がどのようにしてツーリストと関わっているかがよく理解できる。


※「ジャングル・ラブ」著者:平島幹
 (1993年9月25日・発行)

「タン・ナピ・ナピ」の著者・平島幹の2冊目。
バリで暮らしてみたいと、8年間勤めたオフィスを突然辞めて旅立った。
ひとりの女性が遭遇する、バリの不可思議な恋物語。
滞在2年と数ヶ月を経験する著者ならではの観察眼で、バリ人男性を鋭く解剖し小説化したものだ。
「これはひょっとすると事実かも」と勘ぐってしまう文章があちこちにある。


※「花を運ぶ妹」著者:池澤夏樹
 (2000年4月20日・第1刷)

※バリ島で麻薬所持の罪で刑務所に入ってしまった兄を救うため、妹がバリで奔走する物語。違った一面からとらえたバリ島がとてもビビットに描かれている。バリを舞台装置としてとらえて、けれどやはりバリに渦のように巻き込まれていく人々を描いている。扱っている題材はヘビーだが、貫かれている視点は「愛」だ。人への愛、バリへの愛、旅への愛。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「南の風にモーニン」著者:佐々木譲

21歳の大学生がバリを訪れ、見聞する。
3週間のバリ旅行が小説になっている。
1991年出版だが、バリの文化が理解でき、リピーターにとっては再確認できる一冊。
ウブドもでてくるよ。


姫子・イン・バリ ※「姫子・イン・バリ」著者:有為エンジェル
 (昭和62年12月10日・初版印刷)

伊藤博史が、ウブドに滞在始めて最初に読んだ小説。
話はウブドを舞台にしている、ひょっとするとあの場所かな、登場人物があの人に似てるな、なんて考えながら読むと面白い。
恋あり、笑いあり、バリ人の宇宙観あり、そして、ブラック・マジックまでも登場する。
アマゾンにも在庫がないようだ、古本屋で探してください。
発行所:中央公論社
昭和62年発行
当時の定価1200円
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「ウブドの花嫁ーバリと四つの恋のミステリー」著者:本岡類
 (平成2年1月10日・初版印刷)

伊藤博史が好んで読んだ一冊。
タイトルに「ウブドの花嫁」とあるが、内容はウブドとはまったく関係がなかったと思う。
バロンの金のペンダントが織りなす、バリで起きた四つの恋のミステリー。
伊藤博史は、本書を読んで、さっそくシルバーの村チュルクに出掛け、バロンの金のペンダントを購入したそうだ。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


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事典・言語


※地球の歩き方トラベル会話:地球の歩き方編集部
 インドネシア語+英語
 (2007年5月4日・初版発行)


※「旅の指さし会話帳miniバリ」著者:山本哲也
 (2009年11月1日・第1刷)

「旅の指さし会話帳 74 バリ」が好調に売れているようで、この度、更に便利にセレクトされた「旅の指さし会話帳miniバリ」出版された。著者の山本哲也さんは、言わずと知れた「カフェ・アンカサ」の経営者。奥さんのカデさんとの二人三脚ぶりは、指さし会話帳、カフェ経営に発揮されている。


※「旅の指さし会話帳 74 バリ」著者:山本哲也
 (2007年3月12日・第1刷)

バリでは、標準語のインドネシア語が通じない場合があります。
それは、バリ人がバリなまりのインドネシア語を使っているからです。
この度の「旅の指さし会話集(74)バリ」は、バリで使えるインドネシア語を主に編集された。
著者は、そんな苦労を身をもって体験している、ウブド在住の日本人男性です。
バリの暦、舞踊、ガムランなどが、可愛らしいイラスト付きで説明されています。
日本語を勉強中のバリ人に送っても喜ばれること請け合いの一冊です。


※「アジア語楽紀行ーバリ・旅するインドネシア語」NHK出版
 (2005年4月1日・発行)

2005年4月、NHK教育テレビで放送された「アジア語楽紀行」のインドネシア語教本。
これさえあれば、ウブド散策も心強い。
コラムもあって楽しい一冊。
ご案内は、ユリアティさん。
彼女は、ティルタ・サリ舞踊団のメンバーで、今、日本人に一番人気の踊り手さんです。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「インドネシア語ことわざ用法辞典」著:佐藤政範/エディ・プリョノ
 (2001年12月・発行)

興味ある「ことわざ」をひも解きながら、インドネシア語を学ぶのも方法かもしれませんね。


※「バリ島カルチャー情報事典」著:楽園協力隊
 (1999年・発行)

学術書を紐解くのが面倒な時、手元にあると便利な事典。
よく調べられたある。


※「クタ・アルダナのバリ語会話」著者:鈴木理伊
 (1998年10月15日・初版発行)

初めてのバリ語の会話集。
バリ人と溶け込むには、バリ語が一番。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


ガイドブック


※「バリ島/2019~2020年」地球の歩き方
発売日: 2019/4/11

●巻頭特集
『バリ島で体験したいこと7』
『最新リゾートでバリ色に染まる』
『バリ今旬グルメを食べ歩き』
『バリ島グルメを味わい尽くそう!』
『ショッピング最旬おすすめナビ』
『スパ&エステサロン厳選ガイド』
『憧れのリゾートホテル最新ガイド』
『アクティビティ&観光ツアー』


※地球の歩き方・arucoバリ島(2018〜2019)

女性が中心になって編集した「arucoバリ島」は、いかにも今風バリ旅を象徴するガイドブックだ。
女心をとらえる一冊。
これで、バリ満喫間違いなし。


※「地球の歩き方・インドネシア編/2019〜2020」地球の歩き方


※「バリ島個人旅行マニュアル」地球の歩き方

【絶対保存版!!】
1998年の発行ですが、データ以外の記事「オダランに参加する」「バリ舞踊を習う」、コラム「友達を作る旅行術」「バリのバンジャール」「バリ文化見聞録・トランス」「お店を開く方法」は、今、読んでも十分に役に立つ内容です。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「神々の村、バリ島ウブドの誘惑」著:産業編集センター
 (1993年12月10日・第1版第1刷発行)

初めてウブドだけに絞ってまとめられた、写真をメインにしたガイドブック。
ウブドで3泊〜4泊の短期滞在を予定している方に、もってこいの一冊。
ギューギュー詰めの情報でなく、豊富な写真説明でわかりやすく、必要最小限にまとめあげられた情報は、短期旅行の人には嬉しいだろう。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


グラビア


※「新・$100で泊まれる夢のアジアンリゾート」写真・増島実、取材・桑野貴子/鈴木さちこ
 (2013年3月25日・第1刷発行)

安くて快適なリゾートはどこにあるのか? 
皆さんの切実な問いに答えるために、
不肖・増島、帰ってまいりました!
(LCCを使った、激安旅行術も伝授)


※「$100で泊まれる夢のアジアンリゾート」写真・増島実、取材・桑野貴子/鈴木さちこ
 (2007年3月25日・第1刷発行)

《$100で泊まれる夢のアジアンリゾート》は、文藝春秋から3月末に発売された、バリとタイのリゾート・ホテルを紹介するグラビア雑誌。
定価(本体1800円+税)
バリ・フリークが気になる「バリ&ロンボク」を担当したのは、桑野貴子。
彼女はウブド在住5年(1997年〜2002年)の経験の持ち主。
またその後は、ガイドブックや雑誌の取材で年に何度もバリを訪れている。
彼女の、この豊富なバリ訪問の体験から、選りすぐられた100ドル以下で宿泊できるホテルとは・・・。


コミック


※「バリ島物語(1)」作画:さそうあきら
ヴィキイ・バウム(訳者:金窪勝郎)の名作「バリ島物語」をコラム化

※「バリ島物語(2)」作画:さそうあきら

※「バリ島物語(3)」作画:さそうあきら

※「バリ島物語(4)」作画:さそうあきら

※「バリ島物語(5)」作画:さそうあきら


※「踊る島の昼と夜」[Kindle版] 著者:深谷陽
 連載の後半、単行本、未収録分もまとめた完全版、がKindleから発売された。

 フォーマット: Kindle版
 ファイルサイズ:122111 KB
 出版社:マンガショップ
 販売:Amazon Services International, Inc.
 言語:日本語
 ASIN:B011QCJOXY
 X-Ray:有効にされていません ?
 Word Wise::有効にされていません


※「アキオ紀行バリ」著者:深谷陽
 (1995年12月18日・第1刷発行)

 ウブド熱愛症候群のあなたに、必読本。
 登場する[ジャパニーズ・レストラン・武者武者(=むしゃむしゃ)]のオーナー・イトーダさんは伊藤博史です。
 (アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


※「踊る島の昼と夜」著者:深谷陽
 (2003年5月7日・初版初刷発行)

 バリの不思議が満載。バリ好きには興味ある一冊。
 「アキオ紀行バリ」と併せて読むと楽しめるかも。
 [日本料理店・KAMAKURA]のオーナー・ヨリトモ(通称)のモデルは伊藤博史だと作者は言っている。
 (アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


写真集・DVD


※「オラン・バリ」小原孝博
 (1996年6月27日・初版発行)

バリをこよなく愛した写真家・小原の「つぶやき」が聞こえる一冊。
オラン・バリ(バリ人)の内面が、リアルに滲み出ている。
(アパ?の蔵書あります。貸し出し可)


Bali1912※「Bali 1912」Gregor Krausen

1912年のバリの風景が見られる。アマゾンでは見当たらないが、どうにかして探してください。


※「映像・バリ島まるかじり/DVD」増田正造
 (2012年2月・発売)

能を見る目でバリを録る。
増田正造が紡ぐバリ島万華鏡。
連歌のようなイメージの連鎖。
安らぎの映像詩。
あなたの見たバリがここにある。
あなたの見たいバリがここにある。
あなたの見たことのないバリがここにある。





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