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相棒の死から(09/6/09)

わたしたちが生きているこの世界は、
いろんな側面を持っているものです。
目、耳、鼻、口、皮膚で感じる5感で実感できること、
いわゆる第六感ってやつで感じること、etc...
知っているつもりで知っていない、
でも、本当は知っている、
世界って不思議です。

「この世に、いい一石を投じようぜ!」。
そんな風に語り合い、
目の前で少しずつ明かされる世界の秘密を、
共に解いて行こうとしていた
大切な相棒が突然この世を去ってから、
いままでよりも、世界のことを考えることが多くなりました。
彼が見ていた、感じていた世界、
わたしに伝えようとしていた世界、
共に見ようとしていた世界、
そして、今のわたしが感じる世界。

世界との関わり方は千差万別。
信仰という側面から関わる、
物質的なところで関わる、
神秘的な現象において関わる、などなど。
わたしと相棒が知りたいと思っていたことは、
世界、宇宙に流れる普遍的な力。
そして、それと最もシンプルな形で関わりたいと望んでいました。
物事をエネルギーとして「見る」こと、
何の装飾もない形で・・・。

相棒はよく言っていました。
「僕たちが人間として感じられるもの、
この地球上の目に映るものすべてに、
普遍的なエネルギーがあらわされている。
ちゃんと関わって感じさえすれば、
世界の語りかけることを聞くことができるんだ」。
相棒との最後の電話で語り合ったことも、
そういうこと。
人間が作り上げた世界も含め、
この地球上に平等に撒かれている、世界の言葉を感じたい。
そして、ただシンプルにそれを解釈しよう、と。
それは、人間誰しもができること。
特別な力が必要なのではなく、もう命そのものが知っていること。
自然なこと。

相棒が亡くなって一ヶ月がたった今日。
わたしの中で、命が声を上げているのを感じます。
生命力、とも言える、灯火のようなものが。
その先に見えるのは、目印のようなあかり。
今も変わらずに、道の一歩先を照らしてくれているサーチライト。
それは、共に歩く相棒のスピリットなのかもしれないし、
自分自身が既に知っている道筋なのかもしれない。
しようと思えばいろんな解釈はできるけど、
大切なのは、それがある、という実感だけ。

シンプルに、簡単に、ナチュラルに、
魂に響く実感を通して、世界と共にあること。
これからのわたしが、何をしていけるのか、
先のことはわからないけど、
「大丈夫。自分の命の真ん中を信じて」という確信が、
今のわたしを支えています。

大切な相棒の死。
寂しさを感じることなく、
彼とのすべての記憶が、
暖かくわたしを包むものになるまでには、
もうちょっと時間がかかるかなあ。
でも、共に歩もうとしていた道は、確かにここにあって、
わたしは今もリアルにその途中に立っている。
その実感を胸に、命そのまんまで生きて行こうと思っています。
わたしの命の輝きを、わたし本人よりも信じ、
「そのままの時のアナタって、ほんっとさいこーだよ」
って、声を上げて痛快に笑ってくれた相棒のこと、
わたしもほんっとに信じているから。

Jun.09.2009


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