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嘘のつけない身体(08/7/21)

わたしは身体を持って生まれてきました。
母親のおなかの中で、着々と身体を作り、
この世に生まれてきた時にはもう、いっぱしの身体を持っていました。

お腹がすいた、だとか、おしっこが出そうだとかの肉体の欲求と、
気持ちいいとか気持ち悪いとかいう、身体の感覚で過ごした時を経、
心というものが、あるんだな〜ということを知りました。
そして、やがて言葉を知り、使うことを覚えた頃から、
いつしか言葉重視に生きるようになりました。

そして、身体を扱うことのつたなさから転んだり、
手を切ったりするようなことも少なくなり、
いくぶん器用に生活できるようになると、
心が痛むとか傷つくといったほうを、
身体の痛みよりも余計に感じるようになりました。
そして、さらに大人になって、精神、ということについて
考えてみたりもしました。

でも、今、思うのは、やっぱり現実にある、この身体の不思議。
心の変化もわたしたちはこの身体で受け止めて、
身体で感じているんじゃあないか??

絵だって音楽だって、自分に合わないものだと、
とたんに気持ち悪くなったり。
心地よさも、苦しみも、はたまた誰かに対する恋心だって、
全て肉体感覚を伴っている。
緊張すれば肩が凝って、呼吸が浅くなるし、
びっくりしたら心臓がドキッとする。
感動したら涙が流れそうになるし、
好きな人から嬉しいことをされると胸がぎゅっとなる。

そのことを意識しだしてから、
身体の感覚ってなんて正直なんだろう!という事実に気づきました。
頭で考えることは、割とごまかしがきいてしまいます。
ボーッとしていると、自分の本来の心を偽ってしまうことだってあり得ます。
考える、ということは、言葉を使うということです。
言葉で表しきれないことだってたくさんあります。
無限の感情や感覚を、限りある単語に当てはめるわけですから、
いつのまにか本来の感じと変わってしまったりもします。

その点、肉体感覚はストレート。
だから、もっと身体に目を向けて、研ぎすましていったなら、
頭で考えるよりも余程正確に、
世界を感じることができるんじゃないでしょうか?

精神が先か、肉体が先か。
それははっきり言って、よくわかりません。
ただ、現実、命はこの身体に宿り、心とともにあります。
「健康な身体に健全な精神が宿る」
とは、よく言ったものだな、とおもいます。
ストレスだとかなんだとか、精神状態が肉体に影響するのなら、
肉体から精神にだって、橋が架かっているはずです。

わかりやすい肉体感覚をもとに、
心身ともの健康を考え直す!
スピリチュアルなことが話題にのぼることが多い今日この頃、
こんなことを感じています。
身体は嘘をつけないんだもん。

Jul.21.2008


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