|
一本の棒(08/7/18)
今年4月に、不思議な偶然によってご縁ができた武術家の甲野先生。
それと同時期に、ウブドの仲間たちの間でも古武術が話題になっていました。
で、仲間たちがさっそく作ったのが、杖術に使う杖!
kayu jatiと呼ばれるチーク材で、バリ産の杖が誕生しました。
わたしは甲野先生と知り合ったものの、特に武術を志すわけでもなく、
体操やスポーツに親しんできた訳でもありません。
でも、ある日。
ウブドの友人に頼まれて、彼の杖を背中にしょって出歩く事になった、
そのとき!
杖を背中にしょっただけなのに、いつもと違う感覚。
背中、身体の中心線が意識され、同時に自分と周りとの間合いが意識される。
そして、心までしゃっきり、すっきりするではないですか!
不思議。
「これは、担いで歩きたいぞ!」
仲間にそれを伝えると、すぐにわたしのための杖が用意されました。
少し細めのチークの杖。
薄い藍の絞り染めの綿で作られた、素敵な袋に入れられて。
杖=一本の棒。
なわけですが、なかなかこれが味わい深い。
もともとは木なわけですから、当然木としての機能と記憶を持っています。
地面に立てて、両手で杖を持って感覚を澄ましてみると、
大地のパワーがちゃんと伝わってきたりします。
ほらほら、それに、昔から修験者や魔術師も、杖を持っていたじゃないですか!
孫悟空の如意棒だって!
棒は、いろんなパワーをキャッチするアンテナみたいな力も
あるかもしれませんね!
さて、ウブドからmy杖を持ち帰ってきたわたし。
しばらくはどこに行くにも、担いで歩いたり、棒探求がはじまりそうです。
ちなみに仲間は、一本の杖から健康を探求したり、
杖術の動きから身体の機能を探求したり。
それぞれ違った、棒の楽しみ。
まだまだ、奥が深そうです!
|