総領事館からのお知らせ:安全対策情報:10月/抜粋

2017年10月13日(金曜日)

4)邦人事件・事故関係

(1)在留邦人夫妻殺害事件の発生に伴う注意喚起9月4日、ジンバラン地区で邦人が住むと見られる住居で火災が発生し、室内から男女の遺体が発見された事件で、バリ州警察は18日、同夫妻を殺害した容疑でインドネシア人男性1名を逮捕した旨発表しました。容疑者は警察の取調べに対して在留邦人宅へ盗み目的で侵入し、金品を奪おうとした際、抵抗されたので殺害したと自供しているとのことです。当地では、外国人観光客等を狙ったひったくり、スリ等以外にも、空き巣などの盗み目的で住居に侵入する犯罪も頻繁に報告されています。門、ドア、窓には可能な限り複数の鍵を設置し、在宅中であってもこまめな戸締まりを心がけてください。仮に在宅時に不審者の侵入があった場合には、身の安全を第一に対処することが必要です。鍵のかかった部屋に避難し、それでも押し入ってきた場合には絶対に抵抗せず身体の安全を最優先に落ち着いて行動してください。

2)窃盗被害午前8時頃、チャングー付近のビーチ(フィンズビーチクラブ)でサーフィンを終え駐車していたオートバイに戻ったところ、メットインの鍵が壊され、中に入れていたバックが盗まれていた、という窃盗被害が報告されています。ご注意ください。

(3)スリ・ひったくり今月は、邦人が被害に遭ったスリ・ひったくり事案は当館に報告されていませんが、引き続き、繁華街における話しかけ・集団スリ(強盗)や、オートバイによるひったくりには注意が必要です。所持品の管理に注意し、徒歩での移動の場合には周囲に十分警戒してください。

(4)薬の持ち込み制限
邦人観光客が医師に処方された常用薬(精神安定剤)を当地に持ち込もうとし、空港税関で違反を指摘される事案がありました。当地では精神薬等の持ち込みは規則で制限されており、持ち込みに際しては、医師の処方箋(英文)を提示して税関申告書で申告する必要がありますのでご注意ください。