総領事館からのお知らせ:安全対策情報:1月/抜粋

2019年1月14日(月曜日)

1)自然災害

(2)アグン山の状況

昨年12月30日に小規模な噴火が発生しました。周辺地域では少量の降灰が確認されましたが、当地発着の航空便への影響はありませんでした。なお、噴火警戒レベルは、レベル3(警戒)が継続されており、火口から半径4km圏内への立入は禁止されています。引き続き、関連の最新情報を入手の上、注意警戒してください。

(2)ロンボク島における地震

昨年7月以降、同島周辺では地震が断続的に発生しており、引き続き、安全の確保と情報収集に努めてください。

4)邦人事件・事故関係

(1)「お金見せて詐欺」

昨年「お金見せて詐欺」と一般的に呼ばれている事案が複数発生しています。クタ地区において、アラブ人男女から「お金を見せて」等声をかけられたら、貴重品から目や手を離さないようにし、その場から離れるなど十分警戒してください。

○午後9時頃、クタ地区のスーパーマーケットにて買い物中、観光客を装ったドバイ人と名乗る男女2名(男性50代、女性30代)から「来週から日本に行くので日本円を見せてほしい」と話しかけられ、財布を出したところ、男性に紙幣を強引に触わられ、同時に女性に話しかけられていた隙に5万円を抜き取られた。

(2)スリ・ひったくり
旅行者のひったくり被害が発生しています。夜間、徒歩で移動する際は所持品の管理に注意してください。

○夜、ジンバランの横断歩道で信号待ちの間、近寄ってきたバイクにカバンをひったくられた。

(3)置き引き

クタ地区の5つ星ホテル内で置き引きが発生しています。朝食会場やロビー等の客に紛れて犯人が犯行の機会をうかがっている可能性もあります。5つ星ホテルだから安全と安心せず貴重品の入ったカバンを放置しないでください。

○午前7時頃、カバンのファスナーが開いた状態で、朝食会場の席に放置して食事を取りに行った。後刻、空港でチェックインの際に、旅券がないことに気づいた。

(4)旅券の盗難・紛失が頻発

旅行者が帰国日に旅券を盗難・紛失する被害が報告されています。犯罪者は、「犯行の標的」の隙をうかがっています。空港内、空港からの出発時、宿舎到着・出発時、支払・両替時等には旅券をはじめとする貴重品をしっかり確認してください。

(5)スキミングに注意

スキミング被害が報告されています。ATMやクレジットカードを利用する際には、銀行店舗内や警備員が常駐しているできるだけ安全性の高いATMを利用する等、場所を選びましょう。