総領事館からのお知らせ:安全対策情報:8月/抜粋

2018年8月11日(土曜日)

1)自然災害
(1)ロンボク島における地震
7月29日ロンボク島北東部でM6.4、8月5日同島北部でM7.0の地震が発生しました。この地震により同島では大きな人的・物的被害が生じており、今後も余震に注意して、引き続き当局等が発出する最新情報の入手に努めるとともに、身の安全確保を最優先にした行動に努めてください。なお、現在までのところ、40代の邦人女性1名が負傷(軽傷)されたとの人的被害の報告を受けています。被害に遭った方又は被害に遭った方を認知した場合には総領事館にご連絡ください。

3)一般情勢
(1)高波に警戒
当地気象庁からは、バリ島、ロンボク島南海域等において引き続き高波の警報が発出されています。7月中旬には海岸で遊泳中の外国人観光客が波にさらわれ死亡、8月上旬には運行中のボートが大きく揺れ乗客が怪我をする等、高波が原因と思われる水難事故が発生しています。波の高い海岸には近づかないようにするとともに、天候の急変等に十分注意しつつ海でのレジャーに際しては身の安全を十分確保するようにしてください。また、クタ海岸やサヌール海岸において高波の影響により遊泳等が禁止されたり、バリ島と近隣の島の間を運航するボートが頻繁に欠航しているとの情報もありますのでご注意ください。

4)邦人事件・事故関係
下記ひったくりの被害が報告されています。累次お知らせのとおり、特に深夜から未明にかけての繁華街では、(集団)スリやひったくりが多発しており厳重な注意が必要です。
(1)ひったくり
○午後8時頃、サンセットロードの交差点において、前方から2人乗りのバイクが接近してきたので立ち止まり通過を待っていたところ、肩から掛けていたクラッチバッグをひったくられた。
○午前3時頃、ホテルへ戻るためスミニャック・カユジャティ通りを歩いていたところ、後方から接近してきたバイクに乗った者から肩掛けポーチをひったくられた。
上記のようなケースに加え、スマートフォンを操作しながら移動している際にそのスマートフォンをひったくられるケースも多発しています。なお、警察に逮捕された犯人は、クタ地区において外国人旅行者をターゲットとしてひったくりを繰り返し行っていた旨供述しています。外出時に手提げバッグ、肩掛けバッグ等を持ち歩く際は、周囲の環境に応じたバッグの持ち方に留意するとともに、スマートフォンを操作しながら移動しない等、犯罪被害の未然防止に努めてください。

5)その他
(2)第三国出国の際の「たびレジ」登録のお願い 
「たびレジ」は、旅行者が渡航先やメールアドレスを登録することで、各種事件事故や自然災害等の有事の際に、大使館・総領事館や外務本省から現地の海外安全対策や緊急時の連絡を直接受け取れるサービスです。「たびレジ」については、外務省海外安全ホームページ及び当館ホームページのトップページに掲載されていますので、海外旅行、出張等の第三国へ渡航される際にご一読ください。また、親族、友人や知人の方が在留邦人の方を尋ねて海外渡航されるといった機会があれば「たびレジ」への登録の呼び掛けをお願いします。