総領事館からのお知らせ:安全対策情報等:12月 抜粋

2016年12月13日(火曜日):

1)治安情勢
(1)テロ関連情報
11月中旬、東カリマンタン州の教会に、男が火炎瓶を投げ入れ、死傷者が出るテロ事件が発生した他、インドネシア各地で、テロに関連した事件の発生、容疑者の摘発が相次いでいます。テロはいつどこでも発生する可能性があります。引き続き、最新の治安情勢等の関連情報を入手し、日頃から危機管理意識を高く持つよう努め、特にテロの標的となりやすい場所(ナイトクラブなど多くの欧米人が集まる場所、ショッピングモール等不特定多数が集まる場所、政府・警察関係施設、宗教関連施設等)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等、安全確保に十分注意を払ってください。
(2)年末年始の安全対策
クリスマス及び年末年始は、テロの脅威が高まる時期として、インドネシアの治安当局は警戒を強めていることもあり、この時期は特に注意が必要です。また、日本外務省は海外安全情報(広域情報)「年末年始に海外に渡航・滞在される方の安全対策のためのお知らせ ~テロ・感染症・麻薬犯罪等対策と「たびレジ」による緊急連絡先登録のお願い~ 」を発出し、海外安全ホームページに掲載しておりますところ、詳細は以下URLをご参照下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2016C329.html
3)邦人事件・事故関係
(1)スリ・ひったくり
夜間の繁華街でのひったくり被害が引き続き発生しています。貴重品は出来るだけ持ち歩かない等、所持品の管理に注意し、徒歩での移動の場合には周囲に十分警戒してください。
・午前5時頃、クタ地区バクンサリ通りを女性旅行者が単独歩行中、前方から進行してきたオートバイにすれ違いざまに肩掛け鞄をひったくられた。
・午前4時頃、レギャン地区サハデワ通りを女性旅行者が単独歩行中、後方から進行してきたオートバイに乗った犯人に手持ちのクラッチバッグをひったくられた。
(2)交通事故
邦人女性旅行者が、運転手付きレンタカーでウブド地区を観光中、車両同士の衝突事故に遭い、重傷を負う事故が発生しました。当地では交通事故が頻発しており、自らが第一当事者にならなくとも他の交通により事故に巻き込まれてしまうこともあり得ますので、身の安全確保に十分ご注意ください。なお、万一事故に遭い被害を負ってしまった場合、加害側の賠償能力はほぼ期待出来ません。旅行等の際には、十分な海外傷害保険等に加入しておくことを強くお勧めします。
4)その他
○年末年始における当館の休館日
休館日及び開館時間外の夜間においても、緊急の場合には、当館代表(0361-227628)に電話いただければ、連絡が可能となっています。
12月26日(月)休館~2月27日(火)~ 28日(水)開館~12月29日(木)~ 1月1日(日)休館