総領事館からのお知らせ:安全対策情報:6月/抜粋

1)治安情勢
テロ関連情報
5月24日夜、ジャカルタ首都特別州東ジャカルタ市のバスターミナルで警察官及び実行犯5名が死亡、民間人を含む10人が負傷する自爆テロが発生しました。国家警察は、その後の捜査で関係者数名を逮捕する等テロ容疑者が摘発されています。また、インドネシア国内のみならず、イギリスロンドン、同マンチェスター、アフガニスタン等でテロが発生しました。インドネシアで過去に発生した爆弾テロもラマダン期間中に発生した経緯もあり、特にラマダン期間中及びレバラン(断食明け大祭)に際しては、従来以上に安全に注意する必要があると思われます。
2)一般情勢
(1)ラマダン(断食月)、レバラン(断食明け大祭)
イスラム教徒にとり神聖なラマダン期間中は、平素以上にイスラム教徒の習慣に配慮し、周りの人の感情を害さないよう自らの言動に十分注意することが必要です。なお、レバラン(断食明け大祭)の祝日には、帰省する人も多く、多数の人々が国内外を移動するため、交通機関等の混雑が見込まれます。また、この時期は一般犯罪も増加する傾向にありますので、安全対策を怠らないことが肝要です。
3)邦人事件・事故関係
(3)水難事故
当地を訪問中の邦人旅行者がサーフィン中に死亡する事故が発生しました。
危険を伴うレジャーをされる際は、万一の場合に備え、事故発生の際の通報先や至近の病院の所在地等を事前に確認しておくことをお勧めします。また、そのような事態に備え十分な補償の得られる海外傷害保険等に加入しておくことを強くお勧めします。
4)その他
レバラン(断食明け大祭)前後の長期連休について
今年は6月25日(日)から26日(月)まではレバラン(断食明け大祭)の祝日があり、6月24日(土)から7月2日(日)までは入国管理事務所も長期間休業となります(当館も6月24日(土)から26日(月)まで休館)。
盗難等で旅券を紛失してしまった場合は、出国許可取得のための手続きが必要ですが、入国管理事務所休館に伴い、同手続きは原則できなくなり、帰国日程の変更を余儀なくされる可能性があります。また、再入国許可等の申請もこの期間はできなくなります。同手続きが必要な場合には、通常より早めに申請されることをお勧めします。