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バリ民間薬研究!(2009/04/10)
ボレー(Boreh)って聞いたことありますか?
ボレーとは、バリ島に伝わる民間医療のひとつ。
言ってみれば、台所で普通に使われているスパイスで作った膏薬。
バリ人たちは昔から、労働で疲れた時や熱があるとき、
そして頭や腰が痛いときなどなど、
このボレーをチャチャっと作って塗っていたのです。
ボレーも色々種類があって、
地域や家庭によって、また身体の症状によって、その調合は様々。
基本は3〜5種類のスパイスに、
身体に塗りやすいようにするためのお米、
水を混ぜて、チョビと呼ばれる石臼で砕いて作ります。
ウブドでもちょっと前までは、
こめかみや耳の後ろに泥っぽい色のボレーをつけた
おばあちゃんの姿を良く見かけたもの。
しかし、さすがに最近の若い人々は民間医療から離れがち。
同じく民間医療で、ハーブや葉っぱで作る、
ロロー(loloh)と呼ばれる健康ドリンクもあるけれど、近頃は下火。
お隣のジャワ島で有吊なジャムーは、まだまだ現役なんだけど、ね。
これらバリの民間医療に興味を持って、
身近なバリ人に聞き込みを始めたのだけど、
作り方を知っているのは地方出身の人や、ウブドなら40代より上の人。
やっぱり若い世代には人気がなくて、
中には「ボレーやロローは上潔だよ。具合が悪いなら薬局で薬を買うのが一番《
という発言も。
なんで上潔なの?と聞くと、
「だって、手でぐちゃぐちゃするし。見た目もきれいじゃないしさ。
ばあちゃんとかが作るし《・・・って。
なんか悲しい発言だけど、古い時代から脱皮しつつある段階のバリだもの、
古くさいものから離れようとする姿勢は、いたしかたないことかな。
作り方を知っているという人でも、どことなく恥ずかしそうに
「時々作るよ《って。
でも、こちらの興味が伝わると、
俄然やる気になって色々教えてくれる。
「ボレーやロローがあれば、病気知らずさ!
病院の薬なんて飲まなくてもいいんだ!《って。
市販の薬は出来るだけ飲みたくない派のわたしにとって、
自然療法や民間医療は体調維持に欠かせないもの。
ボレーやロローを実際試していく中で思うのは、
やっぱり昔から伝わってきただけあって、ちゃんとしてる!ってこと。
始まったばかりの、バリ島民間薬研究。
さてさて、その作り方と効果はいかに?
次々、レポートしていきますので、乞うご期待!!
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